東証グロース市場２５０指数が４日続伸。
連休の谷間で売り需要が限られる中、じり高基調となっている。

サンバイオ <4592> が大幅高となり、ｉｓｐａｃｅ <9348> やＨｅａｒｔｓｅｅｄ <219A> 、ＱＰＳ研究所 <5595> も上昇した。不正ログイン対策のカウリス <153A> がストップ高となり、過大計上のオルツ <260A> は値幅制限拡大によって３営業日ぶりに完全合致した。

提供：ウエルスアドバイザー社

本日、株価の動向が注目されるのは、
前期経常を一転68％増益に上方修正したサノヤスＨＤ <7022> 、

前期経常を3.3倍上方修正したＴＡＣ <4319> 、

今期経常は3％増益、前期配当を10円増額・今期は34円増配を見込む遠藤照明 <6932> など。

【市況】NY株式：NYダウは141ドル高、
景気後退懸念浮上も主要ハイテク決算待ち

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は141.74ドル高の40669.36ドル、

ナスダックは14.98ポイント安の17446.34で取引を終了した。

ADP雇用統計が予想を下回り、1－3月期国内総生産（GDP）がマイナス成長に落ち込むなど低調な経済指標を嫌気した売りに、寄り付き後、大幅下落。

国内経済の景気後退入り懸念も再燃し、相場は終日軟調に推移した。

終盤にかけて、トランプ大統領がいずれ中国の国家主席
と会談することになるとの言及に加え、政府が中国に関税協議を打診しているとの報道で対中貿易協議に楽観的な見方が広がったほか、財務長官がウクライナとの天然資源協定に署名の用意があるとしたため、相場は下げどまった。

ダウはプラス圏を回復、ナスダックは主要ハイテク決算を控えた警戒感に上値が抑制され、まちまちで終了。

セクター別では電気通信サービスが上昇、自動車・自動車部品が下落した。

本日、株価の動向が注目されるのは
今期経常は10％増で12期ぶり最高益、実質100％増配を見込む小松ウオール <7949> 、

今期経常は11％増で2期連続最高益、前期配当を10円増額したトーエネク <1946> 、

今期経常は13％増益、上限40億円の自社株買いを実施するエスエムエス <2175> など。

26年3月期に増収増益を見込む銘柄をリストアップした。下表は、時価総額20億円以上の銘柄を対象に、26年3月期に売上高と経常利益がともに前期実績を上回る見通しを示している23社を選び出し、増益率の高い順に並べた。

　　　　　　 　　　　 ┌ 経常利益 ┐　　 ┌ 売上高 ┐　　増収増益　予想
コード 銘柄名　　　　増益率 26年3月期　増収率 26年3月期　連続期数　 PER
<4043> トクヤマ　　　　40.3　　 41500　　 6.2　　364500　　　　2　　6.7 ★
<9531> 東ガス　　　　　29.4　　147000　　 4.4　 2754000　　　　1　 12.9
<5834> ＳＢＩリーシ　　15.1　　　7000　　49.3　　 62600　　　　1　　5.7 ★
<2175> エスエムエス　　13.3　　　9468　　10.8　　 67544　　　　1　 14.4
<2327> ＮＳＳＯＬ　　　11.8　　 43700　　 5.5　　357000　　　　4　 22.0 ★
<8285> 三谷産業　　　　11.1　　　2950　　 6.7　　110000　　　　3　　8.7
<1946> トーエネク　　　10.7　　 17000　　 2.2　　277000　　　　3　　7.7 ★
<4345> ＣＴＳ　　　　　10.7　　　3500　　 8.3　　 12800　　　 15　 13.6 ★
<2359> コア　　　　　　10.2　　　3600　　 9.8　　 27000　　　　5　 10.4 ★
<7949> 小松ウオール　　10.0　　　4130　　 4.2　　 46500　　　　4　　8.9 ★

<6501> 日立　　　　　　 8.0　 1040000　　 3.2　10100000　　　　2　 24.2 ★
<1942> 関電工　　　　　 7.6　　 64000　　 4.6　　703000　　　　4　 12.8 ★
<6823> リオン　　　　　 7.2　　　4400　　 3.7　　 28900　　　　3　　9.7 ★
<1959> 九電工　　　　　 6.9　　 47500　　 3.4　　490000　　　　3　 10.7 ★
<9368> キムラユニテ　　 5.5　　　5400　　 3.9　　 63500　　　　1　　8.9 ★
<4204> 積水化　　　　　 5.1　　116600　　 5.1　 1364500　　　　5　 12.6 ★
<1964> 中外炉　　　　　 4.9　　　3150　　 3.5　　 37500　　　　5　　9.7
<5332> ＴＯＴＯ　　　　 3.4　　 52100　　 4.0　　753500　　　　1　 19.0
<1941> 中電工　　　　　 1.6　　 23800　　 3.7　　230000　　　　2　 11.9
<5279> 日本興業　　　　 1.6　　　 650　　 0.4　　 14800　　　　3　　6.4

<1934> ユアテック　　　 1.1　　 17500　　 3.8　　267000　　　　5　 10.3 ★
<9023> 東京メトロ　　　 0.5　　 77400　　 3.1　　420600　　　　3　 19.6 ★
<4318> クイック　　　　 0.2　　　4620　　 4.5　　 33970　　　　1　 10.0

※売上高、経常利益の単位は百万円。「★」は今期に経常利益の最高益更新を見込む銘柄。増益率、増収率は前期と比べた増加率、単位は％。増収増益連続期数と最高益は同一会計基準内が対象。

下表は、時価総額30億円以上の東証上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)配当利回りが3％以上、(3)今期の経常利益が前期比で5％以上増益を見込む――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回りは28日現在)

　　　　　　　　　　　　　　最低投資　　 予想　　┌経常利益┐
コード 銘柄名　　　　 市場　　　金額　 利回り　 増益率　　今期
<7624> ＮａＩＴＯ　　 東Ｓ　　 12200　　 3.28　　 11.6　　 560
<2341> アルバイトＴ　 東Ｓ　　 14700　　 3.40　　 55.7　　 137
<1840> 土屋ＨＤ　　　 東Ｓ　　 22400　　 4.46　　　212　　 580
<2353> 日本駐車場　　 東Ｐ　　 23600　　 3.39　　 10.6　　7200
<4714> リソー教育　　 東Ｐ　　 24300　　 4.12　　　6.9　　3140

<2471> エスプール　　 東Ｐ　　 29500　　 3.39　　　9.1　　2804
<6633> ＣＧＳＨＤ　　 東Ｓ　　 31400　　 3.18　　 70.0　　 374
<3607> クラウディア　 東Ｓ　　 31800　　 3.14　　 10.8　　 430
<8927> 明豊エンタ　　 東Ｓ　　 33000　　 3.33　　　5.5　　2000
<6171> 土木管理　　　 東Ｓ　　 35300　　 3.40　　 14.3　　 694

<3657> ポールＨＤ　　 東Ｐ　　 36000　　 4.44　　 53.2　　1158
<4287> ジャストプラ　 東Ｓ　　 36300　　 3.03　　 22.0　　 604
<4284> ソルクシーズ　 東Ｓ　　 37600　　 3.46　　 24.7　　1200
<4334> ユークス　　　 東Ｓ　　 37600　　 3.46　　　107　　 338
<2411> ゲンダイ　　　 東Ｓ　　 38700　　 5.43　　 32.2　　 550

<8508> Ｊトラスト　　 東Ｓ　　 39600　　 4.29　　 42.2　 11900
<2461> ファンコミ　　 東Ｐ　　 41800　　 6.46　　　9.0　　1820
<6897> ツインバード　 東Ｓ　　 42100　　 3.09　　　186　　 120
<7544> スリーエフ　　 東Ｓ　　 42900　　 3.26　　　9.7　　1100
<2485> ティア　　　　 東Ｓ　　 44700　　 4.47　　 16.3　　1445

<6635> 大日光　　　　 東Ｓ　　 46300　　 3.46　　 28.1　　 870
<3241> ウィル　　　　 東Ｓ　　 46600　　 4.18　　　7.2　　1092
<6184> 鎌倉新書　　　 東Ｐ　　 46700　　 4.28　　 26.2　　1145

※単位は、最低投資金額は円、経常利益が百万円、増益率が％、予想利回りは％。
※今期最終赤字の企業は除いた。

本日、株価の動向が注目されるのは、

前期経常を一転5％増益に上方修正、発行済み株式数(自社株を除く)の11.28％にあたる120万株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施するＳＥＭＴＥＣ <6626> 、

前期経常を一転57％増益に上方修正・3期ぶり最高益、初配当4円を実施する方針のクラスター <4240> 、

今期経常は55％増益を見込む日鋳造 <5609> など。

【市況】25日のNY市場は続伸
NASDAQ　＜日足＞　「株探」多機能チャートより
NYDOW　　: 40113.50 (+20.10)
NASDAQ 　: 17382.94 (+216.90)
CME225 　: 36000 (+220(大証比))

[NY市場データ]

25日のNY市場は続伸。ダウ平均は20.10ドル高の40113.50ドル、ナスダックは216.90ポイント高の17382.94で取引を終了した。貿易摩擦問題がくすぶり寄り付き後、まちまち。トランプ大統領の通商交渉中との発言を中国が否定したため関係悪化を警戒しダウは下落した。ナスダックはアルファベットの決算を好感した買いがけん引し、上昇。さらに、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったため景気悪化への懸念も弱まったほか、トランプ大統領が通商交渉で日本との合意が近いとするなど同盟国との協議進展を好感し、ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇、電気通信サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比220円高の36,000円。ADR市場では、対東証比較（1ドル143.77円換算）で、豊田自動織機<6201>、信越化学工業<4063>、みずほFG<8411>、三菱UFJFG<8306>、デンソー<6902>、ソニー<6758>、三井物産<8031>などが上昇し、全般買い優勢。
《ST》

来週・再来週の相場で注目すべき3つのポイント：

日銀会合、米雇用統計、米FOMC

■株式相場見通し

予想レンジ：上限37000円－下限34000円

25日の米国株式市場は続伸。
ダウ平均は前日比20.10ドル高の40113.50ドル、
ナスダックは同216.90ポイント高の17382.94で取引を終了した。

大証ナイト・セッションの日経225先物は、日中終値比250円高の36030円で取引を終えた。

ナスダックは、好決算を発表したアルファベットや、エヌビディア、テスラなどが値を戻した。

投資家心理を示すVIX指数は24ポイント台まで低下した。

日経平均は戻り基調を強めており、25日移動平均線（25MA）を約1カ月ぶりに上回った。米中貿易戦争を横目に見る神経質な展開は変わらないが、トランプ米大統領の発言からはこれ以上の米国金融市場の混乱は望んでいないという姿勢がうかがえる。

また、ベッセント米財務長官も市場を重視した発言を積極的に行うなど、「米国のトリプル安」を放置しない姿勢を見せていることも安心材料だ。米国市場が落ち着きを見せていることから、日経平均ボラティリティー・インデックス（VI）は28ポイント台まで低下するなど投資家心理は徐々に改善しつつある。市場が完全に落ち着きを取り戻したとされる水準は20ポイント前半なので、機関投資家による本腰を入れた買いはまだ入りにくい状況だが、過度な悲観論は後退したと言えよう。

GW明けから、東京市場は3月期本決算企業の決算発表が本格化を迎える

本日、株価の動向が注目されるのは、
前期経常を2.1倍上方修正したアビックス <7836> 、

前期経常を52％上方修正した松井建 <1810> 、

前期経常を一転24％増益に上方修正、配当も5円増額した不二サッシ <5940> など。

ＮＹ各市場　４時台　ダウ平均は３５１ドル高　
シカゴ日経平均先物は３万５５４０円
NY株式24日（NY時間15:14）（日本時間04:14）
ダウ平均　　　39958.29（+351.72　+0.89%）
ナスダック　　　17073.44（+365.39　+2.19%）
CME日経平均先物　35540（大証終比：+510　+1.44%）

2025/4/25
４５９２サンバイオ
今日のRISFAXでもサンバイオの総会内容について（一部抜粋）

同製品は出荷条件として、治験品と市販品で品質の同等性・
同質性を確認し、一変申請の承認を得る必要がある。束原直樹常務は、同等性・同質性を確認する試験の最終段階にあり「規格は通ると信じている」と自信を見せた


承認までの２か月間大きな下げだが　いつもの調整だろう